データ原稿の作成について
モノクロ表紙/本文でのご注意点
原稿用紙について
漫画原稿用紙には同人サイズ(B5原寸)と投稿用のふたつがあります。
A5の本を作る場合は同人誌用(B5原寸)で作成してください。
※投稿サイズの原稿をA5にすると縮小率が大きい為、トーンや細線のつぶれ、モアレが起きる可能性があります。
原稿サイズ、用紙は統一してください。
市販の漫画原稿用紙にはあらかじめトンボや描画領域が明記されていますが、黒以外のトンボは墨で上からなぞってください。
※ノンブル(ページ数)は印刷範囲内にお付け下さい。ノンブルのない場合、乱丁落丁などの責任は負えません。
※ノンブルが必要のない場合は隠しノンブルでもかまいませんので、順番の分かり易いようにお付けください。
原稿作成にあたって
印刷は仕上がり線までしかでませんが、断切り線までしっかり原稿を作成してください。
※文字は仕上がり線ギリギリに入れないでください。切れてしまう可能性があります。
仕上がり線に黒で実線を引かないでください。印刷に出てしまいます。
原稿作成に適した画材
必ず黒で描いてください。
鉛筆/色ペン/薄墨等を使用したグレーの表現は再現できません。
鉛筆/色ペン/薄墨/コピック等を使用したグレーの表現は再現できません。
つけペンの場合、墨汁/製図用黒インクが適しています。
ホワイトを大量に使われた場合、修正跡が印刷に出てしまう場合があります。ご了承ください。
ベタ・スクリーントーンについて
スクリーントーンは、完全に空気を取り除いて貼ってください。
ベタにムラがある原稿、トーンが浮いている原稿、アミの細かいスクリーントーンなどは正しくスキャニングできない場合があります。ご了承ください。
鉛筆/ボールペン/色ペン書きの原稿は、一度コピーしたものを原稿にしてください。
細かすぎたり薄いトーンは、飛んだりモアレを起こす場合があります。
同じ原稿に濃いトーンと細い線がある場合、どちらか片方しか綺麗にでません。
※どちらを優先するか、発注書の備考欄に記入してください。
細かく切ったトーンは剥がれやすい為、しっかり貼ってください。
トーンの上にメンディングデープが貼ってあると、印刷に出る恐れがあります。
補強される場合は透明テープを使用し、しっっかりと定着させてください。
濃いトーンの上に黒の文字を書くと読めません。
トーンのカスはきれいに取り除いてください。
フルカラー表紙作成上のご注意点
原稿用紙について
フルカラー表紙の原稿は専用の原稿用紙を使用してください。
※どちらを優先するか、発注書の備考欄に記入してください。
印刷にはトンボが必要です。トンボは必ず墨で入れてください。
原稿作成にあたって
色鉛筆/クレヨン/水彩絵具/パステル等ほとんどの画材が使用可能ですが、極端に薄い色や淡い色は再現できない場合があります。
また、蛍光色/金/銀のような特殊な色は実際の色と刷り上がりで色味が多少異なります。
ボードの様な厚みのある紙は、スキャンの都合上使用をお控えください。
色鉛筆、パステルなどは定着スプレーでしっかりと定着させてください。
カラートーン/スクリーントーンは完全に空気を取り除いて貼ってください。
セル画での入稿はご遠慮ください。
モノクロと違い薄い青の線は印刷で消えずそのまま印刷されてしまいます。
アタリとして引かないでください。